消費者金融の多重債務者になり自己破産申請、免責許可されたその後の生活までの体験談
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妊娠したことは彼にも伝えました。
もちろん、彼の返事は分かっていました。
「今回はあきらめてほしい」「手術のお金は用意するから」
そう言う彼でしたが、いくら待ってもお金を用意することもなく、かといって、音信不通になるわけでもなく、時間があえば一緒にゴハンを食べたり会ったりしていました。
だから、しばらく待てばこの子供のことも受け入れてくれて、彼と元に戻れるって思っていました。
しかし、無職では何も出来ません。
だからといってこの体で、そして自己破産をしようとしているため就職もできません。
せめて病院代、いや子供のためにと私は深夜のアルバイトを始めました。
夜8時から朝6時まで、倉庫内での仕分け作業などのアルバイトです。
多いときで週に3回程度。
週払いだったので翌週には2万円ほどお金が手に入りました。
この頃妊娠五ヶ月。
少しお腹がふっくらしてきた頃でしたが、体調を崩すことなく家族にもバレずにすごしていました。
ただ妊娠して、そっちに頭が回るようになってしまい、司法書士の先生に提出する申立書や、書類などが遅くなってしまっていました。
遅くなりつつも、必ず用意してといわれた書類は提出していました。
何度かバイト中に電話がかかってきて、電話が取れないでいると夜中だろうが何時だろうが自宅の電話に連絡を入れてきました。
ヒヤヒヤするのは母です。
父にバレないように応答しなければなりません。
平日ならまだしも、日曜、祝日の昼間に連絡というのも多々ありました。
今回の妊娠のことも司法書士の先生には話しておかなければと、母親よりも先に先生に報告しました。
妊娠していること、産もうと思っていること、まだ家族には話してないこと、最悪、シングルマザーとして育てていく覚悟であること。
自己破産するということで、自分の弱い部分も全てさらけ出してきた先生だからこそ、私は話しました。
信頼関係が一番大切だからと思ったからです。
妊娠に関して、またその病院の費用代として深夜アルバイトをしていることは、先生に特に怒られるということはありませんでした。
もし、今後籍を入れるとなると、申立書の記入が変わってくるから早めに教えるか、申し立て以降の入籍にしてねといわれたくらいでした。
後日、母親に妊娠を告げると、
「大事なこと何一つ話さずに、親として辛い」といわれました。
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